アーヘンは、オランダとベルギーの国境に位置する、ドイツ最西端の街です。その昔、フランク王国のカール大帝にとても愛された街としても有名で、カール大帝はこの地に礼拝堂を建設し、814年にここに埋葬されました。この礼拝堂が「アーヘン大聖堂」です。UNESCOの世界遺産に初めて登録された12遺跡の1つ「アーヘン大聖堂」を中心とした中世の美しい街並みを楽しめるアーヘンは、一年中旅行客が訪れる観光地です。特にクリスマスマーケットは有名で、ドイツのクリスマスマーケットランキングで常にTOP10入りしています。人口25万人のうち5分の1をも学生が占める大学街でもあります。ドイツ国内でもトップクラスの工科大学RWTH(アーヘン工科大学)や技術系の企業が多数所在し、世界各国からの優秀な学生やエンジニアが集まる小さいながらもインターナショナルな街です。
アーヘンの歴史
アーヘンは、古代ローマ時代から温泉地として知られ、名前の由来も温泉を意味するラテン語「aqua(アクア)」→「aha(アハ)」→「Aachen」となったと言われています。現在も市内には、スパや湧水スポットがあります。
8世紀末、フランク王国のカール大帝(シャルルマーニュ)がアーヘンに宮廷を置いたことで、ヨーロッパの歴史に大きな影響を与えました。カール大帝の治世の間、アーヘンは神聖ローマ帝国の政治・文化・宗教の中心地として栄えました。
中世以降も、アーヘンは神聖ローマ皇帝の戴冠式が行われる都市としての地位を確立し、工芸品や貿易で発展を続けました。しかし、17世紀〜19世紀、戦争により一時的に衰退しました。
19世紀後半、アーヘンは工業都市として再び成長を遂げます。そして、1870年、アーヘン工科大学(RWTH Aachen University)が設立され、ドイツ国内外から優秀な研究者や学生が集まる学術都市へと発展しました。現在、RWTHアーヘンはドイツ有数の理工系大学として世界的にも評価されており、あらゆる分野で最先端の研究が行われています。
アーヘン大聖堂
8世紀末から9世紀初頭にかけて、神聖ローマ帝国の初代皇帝カール大帝(シャルルマーニュ)は、フランク王国の中心にあったアーヘンを帝国の中心地と定め、ここで政治を執り行いました。信仰心の厚かったカール大帝は、一流の技術者を集め、壮麗で華やかな宮廷礼拝堂を建設しました。
この礼拝堂が、北部ヨーロッパ最古の聖堂であり、ドイツ初の世界遺産となったアーヘン大聖堂です。カール大帝が埋葬されていることでも有名で、その後約600年間にわたり、神聖ローマ帝国の皇帝30人と女王12人の戴冠式が行われました。
アーヘン大聖堂の5つの魅力
- カール大帝の墓所
偉大な皇帝カール大帝が眠る、ヨーロッパ史において重要な場所 - 約600年間戴冠式が行われた教会
神聖ローマ帝国の皇帝30人と女王12人の戴冠式の舞台となった歴史的建造物 - 天と地をつなぐ象徴・八角形の回廊
八角形の内陣(オクタゴン)は、天と地をつなぐ象徴とされ、大理石の柱や華麗なモザイク装飾が施された荘厳な空間 - 異なる時代の建築様式が融合
ロマネスク、ゴシック、バロックなどの様式が調和した美しいデザイン - ドイツ初の世界遺産
その歴史的価値と芸術性が認められ、ユネスコ世界遺産に登録
アーヘン大聖堂について、こちらをお読みください。
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アーヘン工科大学
ドイツ人に「アーヘンに住んでいる」と言うと、「アーヘン工科大学に通っているの?」と聞かれるほど、アーヘン工科大学は街と深く結びついた存在です。大学の校舎や施設は街の至る所に点在しており、必ず自宅の近くに何かしらの大学関連施設があります。
メインキャンパスは街の中心に位置しますが、機械工学科や医学部は北西部にある広大なメラーテンキャンパスにあります。ここでは、医学部が研究や教育の一環として羊を多頭飼育しており、キャンパス内を群れで歩く羊の姿を目にすると、ほっと癒されます。
また、アーヘン工科大学附属病院は、ドイツで唯一「歴史的保護建築物」に指定された大学病院です。その外観は一般的な病院とはかけ離れており、初めて見ると驚くほど独特ですが、一見の価値があります。
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メンザ(学食)
メラーテンキャンパスにあるメンザ(学食)は、学生だけでなく誰でも利用可能です。ガラス張りの窓に囲まれた明るく清潔な空間が特徴で、座席間が広く、バギーを持ったまま入れるため、昼食時には子連れのママたちの姿も見られます。
学生証を提示すると割引が受けられますが、一般利用者には割引はありません。それでも十分リーズナブルで、料理のボリュームも満点です。メニューはスパゲッティやシュニッツェル、シチュー、温野菜、生野菜、デザートまで豊富にそろい、どれも美味しいと評判です。
Super-C
非常に独特の形をしており、当初の設計では最上部が現在よりもさらに突き出た形をしていたため、「C」の形に見えることからSuper-Cと名付けられました。
Super-Cは、研究留学する学生にとって非常に重要な施設です。滞在許可証の申請をはじめ、さまざまな手続きを行う場所として利用されています。
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お土産ショップ
Super-Cの隣には、アーヘン工科大学のオフィシャルグッズを扱うお土産ショップがあります。ここで販売されている商品はアーヘンでしか手に入らないため、少々高いですが、貴重なお土産として人気です。
気候・服装
春夏秋が短く、冬が長いです。1年のうち195日は雨が降り、終日晴れの天気予報の日でも突然降ることが多々あります。
ドイツは北海道より緯度が高くとても寒いイメージがありますが、アーヘンでは雪は年に数回しか降りません。冬の平均最低気温は0°C前後で、ドイツの中では温暖です。30°Cを超える夏日は年に1〜2週間程度で、夏服はあまり必要ありません。
一日の中で何度も天気も気温も変わるので、脱ぎ着しやすい洋服が便利です。雨がザーザー降って肌寒いと思ったら、15分後にはすっかり晴れて暖かくなっていたりしますので、「Zwiebel Look」、つまり玉ねぎのように薄手の服を重ね着すると過ごしやすいです。
ドイツの建物は断熱性が高く、室内は暖かいため、真冬でも厚手のセーターや下着類は出番がありません。「長袖のカットソー等」+「薄手の羽織りもの」+「季節に合ったアウター」が一年を通してのおすすめコーディネートです。ウールのコートよりはダウンコートの方が長い期間使えます。
暖房は家中に温水がめぐっているので、部屋も廊下も温かく乾燥しません。暖房を付けて寝た場合、薄手の寝巻と布団で快適に眠れます。
夏は、湿度は低く蚊もいないので快適に過ごせます。また夜は22時ごろまで明るく、夕方から夜にかけての心地よさは、日本ではなかなか味わえません。美しい街並みに囲まれて過ごすアーヘンの夏の夜は、本当に贅沢な時間です。
街並み
アーヘン工科大学の建物が至る所に点在しており、古いヨーロッパ建築と現代的な大学施設が調和する美しい景観です。東京のようなネオン煌めく繁華街はなく、どこを歩いても落ち着きのあるヨーロッパの街並みです。
街の中心には、アーヘン大聖堂がそびえ立ち、その荘厳な姿が周囲の風景に深みを与えています。1200年以上も前に建てられ、ここにカール大帝がいたのかと思うと、歴史の重みが胸に響きます。カール大帝の時代から、礼拝堂で戴冠式を行い、その後、正面に建つ建物で祝賀会が行われていました。その建物が現在の旧市庁舎です。大聖堂から市庁舎へ続く石畳の坂道には、可愛いお店やレストランが立ち並び、まるで「魔女の宅急便」のような雰囲気です。
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大聖堂周辺のパン屋さんには、アーヘン名物のプリンテンが美しく並べられ、その華やかな飾りつけに、旅行客だけでなく地元の人も思わず足を止めて見入ってしまいます。
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各エリア
アーヘンは、デュッセルドルフやベルリンのような大都市とは違い、中規模で、アーヘン工科大学を中心に、世界中から学生や研究者たちが集まる学術都市です。街の中心部は学生が多く、昼夜問わず活気にあふれていますが、他の地域はそれぞれ特色があります。アーヘンでもっとも美しいエリアのブルトシャイド(Burtscheid)は、ドイツ人家族が多く、子どもたちが元気に遊ぶ温かみのある地域です。ローテエアデ(Rothe Erde)周辺は、トルコ系のスーパーやレストランが並び、異国情緒あふれる地域です。高級住宅街のラオレンスベルク(Laurensberg)は、大学教授や医師が多く、落ち着いた雰囲気が漂っています。
詳しくは、こちらの記事をお読みください。
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住みやすさ
コンパクトな街なので、市内観光バスなら約2時間で主要エリアを一通り巡ることができます。どのエリアも治安が良く、大きな犯罪はほとんどありません。トラムはないものの、バス路線が充実しているので、車がなくても通勤や通学には不自由しません。
中心街はショッピングモールやレストランなどが立ち並びいつも賑やかです。街から少し離れると牧場や森、ハイキングトレイルが広がり、遠出をしなくても豊かな自然を堪能できます。また、近郊では乗馬も楽しめるので、子供たちはポニーに乗ることができます。
緑が豊富で、街には並木通りがあちこちに広がっています。広々とした公園も多く、野外コンサートが開催される公園やスライダープールのある公園など、家族連れでゆっくり楽しめる場所がたくさんあります。
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外国人にも住みやすい街
ドイツには、外国人や、その都市出身者以外が住み難い地域がありますが、アーヘンは、外国人にとっても、非常に住みやすい街です。街の中心にアーヘン工科大学があり、世界中から学生や研究者が集まるため、様々な人種や文化が混ざり合い、また他都市出身のドイツ人も多く、誰もが地域社会に溶け込みやすい、差別や孤立感を感じない街です。
ヨーロッパ、中国、韓国の移民や留学生が多く、日本人は非常に少ないです。また移民受け入れ国なので、移民専用の住居があります。
治安
全体的に治安が良い街です。観光客が多いアーヘン大聖堂周辺や、クリスマスマーケットなどの混雑するイベントでは、特に置き引きやスリなどの窃盗犯罪が発生しやすいです。普段から手荷物は必ず肌身離さず持つようにする、レストラン等では携帯電話などの貴重品をテーブルに置いたままにしない、など日本にいる時よりは日頃から防犯意識を高く持つ必要があります。
避けたいエリア
唯一、アーヘンで警戒するエリアが、街の中心部にあるKaiserplatzです。ここでは麻薬を配っているので、使用者が道端に座っていたり、歩いています。ただ、バスの停留所があるので人通りは多く、バスの乗り換えなどで利用している人も多いので気が付かないかもしれません。知らずに遭遇すると少々驚きますね。もし住居がKaiserplatzのど真ん中の場合はお気を付け下さい。
車上荒らし
Kaiserplatz付近では車上荒らしがいます。Kaiserplatzのど真ん中でなければ住んでも問題ありませんが、駐車場がなく路駐することが増えます。夜から朝にかけて路駐すると、車上荒らしに合う可能性が高いので、Kaiserplatz近辺での夜の路駐は避けた方がいいでしょう。
*在留届
ドイツ国内でテロや緊急事態、災害が起きたとき、総領事館から連絡をもらうことができます。また、ご自身に何かあった場合も知らせる術となります。アーヘンに滞在する場合は忘れずに在留届を申請してください。
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立地
アーヘン中央駅には高速鉄道ICEが停車し、ブリュッセルへ約2時間、パリへ約3時間でアクセス可能です。さらに、ケルンやデュッセルドルフまでは約1時間 と近く、気軽に訪れることができます。どちらの街にも日本語補習校があるため、家族連れにも便利です。
また、伝統的な木組み家屋が美しいモンシャウへは車で約40分、ワインの名産地として知られるモーゼル街道沿いのコブレンツへも約2時間弱でアクセスできます。
デュッセルドルフには約6,000人の日本人が暮らしており、日本食レストランやアジアンショップ、本屋が数多く並んでいます。本屋では、ドイツ語に翻訳されたマンガも販売されており、日本人・ドイツ人どちらにも人気があります。食材の買い出しや、ラーメン・和食が恋しくなったときはデュッセルドルフがおすすめです。特に嬉しいのは、デュッセルドルフは日本語が通じます。
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医療
ドイツの医療レベルは日本と同様に高いですが、医院での予約はすぐには取れず、2週間〜数ヶ月待ちます。緊急でない限り当日診てもらうのは難しいため、常備薬を日本から持参するといいです。
風邪の対処方法
ドイツでは風邪をひいたとき、病院に行かず、ハーブティーを飲んで自宅で安静にするのが一般的です。薬が必要な場合は薬局で相談すれば、薬を購入できますが、処方箋がある場合は無料です。
抗生剤はほとんど処方されません。風邪の際にはよくて咳止めや鼻水止めが処方され、インフルエンザの場合はイブプロフェンだけです。「3日経っても熱が下がらなければ再度受診してください」と言われ、さらに熱が続く場合も「5日経ったらまた来てください」と対応が進みます。気がつけば治っています。
ホームドクター
ドイツの公的医療保険には、ホームドクター制度(かかりつけ医)が設けられています。アーヘンに研究留学する場合も、信頼できるホームドクターを見つけることが重要です。
健康診断や保険手続きの際、ホームドクターを申告することがあります。一般的には、最初に受診した近所の内科がホームドクターとして登録されます。ただし、ホームドクターは簡単に変更できません。たとえば、休診日の際に他のクリニックを受診すると、そちらが新しいホームドクターとして登録されることがあります。医師から変更するか尋ねられる場合もあるので注意が必要です。
もしホームドクターが休診の場合は、救急外来を利用することが可能です。
小児科も同様で簡単に変更することは難しいので、子供に優しい医院が見つかるといいですね。
病院
大きな病院(アーヘン工科大学附属病院、Marienhospita、Luiesenhospital)が3つとクリニックは全部の科が揃っています。英語可の医院は多いですが、片言しか話せない先生もいるので、予約時に確認するといいです。同じ病院に英語可・不可の両方の先生がいる場合があります。もし日本語を希望の場合はデュッセルドルフの医院がおすすめです。
どこの医院も予約が非常に難しいのですが、必ず予約が必要です。突然行くと怒られます。そして予約しても待ちます。整形外科は特に予約が大変で3か月待ちはざらです。
保険の種類によって受診できるクリニックが変わります。
歯科
歯科は(個人的には)日本の方が腕が良いと思いますが、治療は問題ないです。日本と比較すると丁寧さに欠けます。デュッセルドルフに日本人の歯科助手さんがいる歯科があり、通訳ありで治療を受けることができます。日本語を話せる歯科医師はドイツではほとんど見たことがありません(1件ぐらい)。1番日本と違う点は、治療する歯科と抜歯をする歯科は別ということです。もし、親知らずを抜く場合は、かかりつけの歯医者さんで紹介してもらえます。
救急外来
水曜はほぼどの医院も休診で、金曜午後は休みが多いです。クリニックが休みの日に体調が悪くなった場合は、救急外来で診てもらえます。116に電話して、「アーヘンの今日のxx科の担当医を教えて欲しい」、と伝えれば教えてもらえます。また、UniklinikとLuiesenhospitalは救急外来があります。待ちますのでお子様が体調不良の場合は次の日まで待つかまずは考えるといいです。
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交通手段
電車
ヨーロッパ各国に行けるので魅力的ですが、遅延が非常に多く、信頼できません。通勤や通学で利用する場合は、遅延を考えた上で利用するといいです。
車
通勤には電車よりも車が主流で、朝夕の通勤時間帯は混みます。日本とは反対の右側通行なので、最初のうちは逆走に注意が必要です。また、万が一事故に遭った場合、たとえ相手に非があっても謝罪がないことがほとんどです。特に外国人が多い街なので、ドイツ人以外との事故には気を付けてください。とても面倒です。
重要!免許はドイツ到着後6ヵ月以内に日本の免許から書き換える必要があります。忘れてしまうと運転できないのでこちらもお気を付け下さい。
アーヘンには、1時間から借りられるカーシェアがあり、常時車が必要ではない人には便利です。
バス
バス路線は多く、時間通りに来るのでおすすめです。アーヘン中央駅前、Kaiserplatz、Eliesenbrunnen(アーヘン大聖堂前)、Normaluhr、Bushofの5か所が主なバスの乗り換え場所で、そこからだいたいの場所に行くことができます。同じ停留所からでも、アーヘンの円上を右回り、左回りに走っているバスがあり、どちらの回り方が早いか確認してから乗るといいです。
観光用の2階建てバスがEliesenbrunnen(アーヘン大聖堂前)から出ています。詳しくは外部サイトTripadviserをご確認下さい。
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自転車
どこのエリアも坂が多いので少々大変ですが、自転車率は高いです。ただ、自転車は必ず車道を走る決まりがあり、手信号をする必要があります。大通りでも、交通量の激しい場所でも、スピードが出ている道路でも、自転車は必ず車道を走らなければいけません。ヘルメットは絶対にしましょう。幼児は歩道でも大丈夫です。また、電動自転車はとても高額です。
最近、アーヘンでも貸自転車が人気です。
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路駐
これは、ドイツのどこの州でも同じなのですが、駐車場は少ないので基本的には路駐です。路駐は、無料・有料があります。有料場所では必ず路駐許可チケット販売機があるので、購入し車中に置きます。もしくは年間路駐チケットを購入します。
警察が頻繁に路駐チェックをしているので、チケットなしで路駐しているとレッカーされます。車に乗ろう!と思ったら、・・・とマンガの世界になるので、必ず路駐チケットは購入していください。レッカーされると電話しないといけないので慌てます。車の標識や路駐方法などこちら外部サイトに詳しく書いてあります。
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買い物
日本の大型スーパーのように、1つの建物内で食品、衣類、電化製品、家具、フードコートが揃う形態の店舗はありません。食品がメインで、衣類や電化製品が一部取り扱われているスーパーは存在しますが、品揃えは限られています。
ショッピングモールの「Aquisplaza」内には、スーパー、ドラッグストア、衣料品店、家電量販店、携帯ショップがあり、お買い物の最後はフードコートでご飯も食べられるので非常に便利です。
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スーパーマーケット
コスパ抜群のスーパー
コストを重視するなら「Kaufland」と「NETTO」がおすすめです。
Kaufland は、品揃えが豊富な超大型スーパーです。商品は安価ですが、時々店内でケチャップがこぼれていたり、ドレッシングの封が空いているなど、管理は雑です。
NETTOは、学生をはじめ庶民の味方のスーパーです。非常に安く、店舗も多いので便利ですが、店内の陳列がやや雑で、商品探しに少し手間取ることもあります。
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きれいで快適なスーパー
少し高くても、きれいで快適なスーパーで買い物をしたいなら、「REWE」や「EDEKA」がおすすめです。特に、ブルトシャイドにあるREWEは大型店舗で、品揃えが豊富なうえ、お惣菜の種類も充実しています。清潔で快適な環境で買い物を楽しみたい方にぴったりです。
オーガニックスーパー
ドイツはBIO(オーガニック)大国なので、アーヘンにも多くのBIOショップがあります。その中でも「Alnatura」と「Denn’s」は特に人気が高く、新鮮な野菜や果物、乳製品、穀物類など幅広い商品が揃っています。店内には、BIO認定のお肉屋さんもありますが、価格はスーパーの約2倍と高めです。
ドイツのお豆腐は非常に硬く、「段ボールのようだ」と言われますが、BIOショップのお豆腐は美味しいです。特にTaifunは、は、日本のお豆腐に近い柔らかさと濃厚な味わいで、日本人の間でも人気があります。少々高いですが、おすすめです。
アジアンショップ
Kauflandの隣にある、「Home Asia」では、日本食を作るのに必要な材料をほぼ揃えることができます。お米、キッコーマンのお醤油、納豆、しめじ、冷凍食品、などドイツのスーパーでは手に入らない野菜や調味料が豊富に売られています。
また、中華料理のビュッフェコーナーがあり、簡単に夕食を済ませたい日には便利です。
デュッセルドルフ松竹
アーヘンでも日本食材を手に入れることは可能ですが、割高で、お米は日本米ではなく、タイ米や他の品種が主に取り扱われています。日本米にこだわる場合や品質を重視する場合は、デュッセルドルフのアジアンショップ「松竹」がおすすめです。
松竹は日本食材を豊富に取り揃えており、お米、日本の調味料、お菓子、冷凍食品などが手に入ります。特に、マルタ産などの冷凍のマグロやサーモンが柵で販売されており、手巻き寿司や刺身におすすめです。
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精肉店
ドイツの精肉店には、面白い特徴が2つあります。
ハムをくれます
子連れでお肉屋さんに行くと、店員さんが必ず子供にハムをくれます。子供たちはこれを楽しみにしており、「お肉屋さんに行きたい!」と言われることもしばしばです。ハムのおかげで、ゆっくり買い物ができるので助かります。
薄切り肉はありません
精肉店には日本のような薄切り肉はありません。お願いすればスライスしてくれますが、薄さは3~5mm程度で、日本の薄切り肉とは異なります。デュッセルドルフには日本人用に超薄切り肉を販売しているお店もありますが驚くほど高いです、、、アーヘンにあるFleischerei Lennartzでは、デュッセルドルフの半額以下の値段で購入することができるためおすすめです。ただし、1kg以上からの購入が条件で、事前に電話で予約をする必要があります。
隣国ベルギー、オランダ
ベルギーやオランダまでは、どの地域からも車でわずか15~30分程で着きます。他国に来た感じはしませんが、ちょっと違った雰囲気を味わえます。ドイツには「閉店法」という法律があり、日曜日は全商店が休業なので、日曜日のベルギーとオランダのスーパーはドイツ人で賑わっています。そんなにお買い物したいなら法律変えましょうよ!と言いたいですね、、、そこではドイツではなかなか手に入らない商品もあります。ただし、物価はアーヘンの方が安いので、平日にドイツ国内でお買い物をするほうがお得です。
また、車で30分の距離には、ドイツ・オランダ・ベルギーの3国が交わる地点「3点ポイント(Dreiländerpunkt)」があります。ここには、3国の境界を示す細長い石碑が立っており、そこを中心に1歩進むとベルギー、1歩戻るとオランダという、ユニークな体験が楽しめます。島国である日本では味わえないことですね。周辺には広々とした公園や、屋内外のレストランがあり、さらにラビリンス(迷路)も設置されていて、家族で一日中楽しめます。このラビリンスは出るまでに1~2時間かかることもあるため、事前にお手洗いを済ませ、水分補給の準備も忘れずにしておくと安心です。
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まとめ
アーヘンは、仕事や学業・日常生活・自然との触れ合い・観光をバランスよく楽しめる、大変暮らしやすい街です。子供と犬に親切な人が多く、子育てをするにも良い環境です。少々避けたいエリアはありますが、大都市とは違いどこも安全に暮らせます。また、この街はカール大帝がこよなく愛した場所で、かつてフランク王国の中心地として栄えていました。アーヘン大聖堂などの歴史的建築物も、訪れる人々にその時代の息吹を感じさせ、現代の街並みにも歴史が息づいています。
文:レンガ&プリンテンちゃん
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