池のある閑静な住宅地区
もとは16世紀に造られた防火池で、現在は夏に涼を求める市民の憩いの場となっているWoogを中心とするWoogsviertel、 20世紀初頭から宅地造成が始まった、庭付き邸宅が立ち並ぶKomponistenviertel、19世紀末、ヘッセン=ダルムシュタット大公の招きで集まった芸術家たちの村・Mathildenhöheの3つの地区からなる。
特にMathildenhöheには、建築当時そのままの姿を保ったアールヌーボー様式の建築物が多く、非常に閑静な、ダルムシュタット一の高級住宅地となっている。
Woogsviertelに小さなスーパーがあるが、KomponistenviertelとMathildenhöheは商店が非常に少ない。
夏には野外水泳場となるWoog、夏季にはバラの咲き乱れる大公一家ゆかりのRosenhöheがある。